SPXL、SOXL、TECLなどの3倍レバレッジって投資先としてどうなの?レバレッジのメリットや危険性など解説します!

投資、資産運用

どうも!ぶいです!初めての方ははじめまして!いつもお世話になっている方はいつもお世話になっております!

今回は今話題になってるETFの三倍レバレッジを運用するメリット、またどういった危険性デメリットがあるのか初心者の方にも分かりやすいように詳しく解説していきます(^^)/

3倍レバレッジってなに?

3倍レバレッジ型のETFは株の信用取引のように株価や債券の値動きの3倍の値動きをするように設計された商品のことです。

例えば株価が3%上がった場合、レバレッジETFは3倍の9%株価が上がります。しかし株価が下落するときも3倍の値動きをするのでかなり振れ幅が大きいので強いメンタルが必要です。

基本的にレバレッジ商品は長期投資ではなく、短期取引により株価の上昇(キャピタルゲイン)を狙うというのが一般的です。ですがS&P500などの指数は年々右肩上がりで株価が上昇しているので、これに連動するSPXLを長期保有するのも面白いと思います。

代表的な3倍レバレッジETF

次に人気の高い代表的な3倍レバレッジETFを見ていきましょう。

SPXL

米国S&P500 ブル3倍レバレッジ

SPXLは2008年にできた商品で、2008年頃に起きたリーマンショックの回復により10倍以上値上がりしています。

TECL

テクノロジー ブル3倍ETF

TECLは米国の株価指数であるS&P500を構成する銘柄のうち、情報技術セクターに分類される銘柄の値動きの3倍の値動きを目指すレバレッジETFです。

S&P500の中でも代表的な銘柄「Apple」や「Microsoft」やクレジットカードでお馴染みの「VISA」や「mastercard」などが入っています。

TECLは過去10年で約70倍ほど株価が値上がりしています。

SOXL

半導体 ブル3倍ETF

SOXLは米国の半導体企業で構成されたSOX指数の3倍の値動きを目指すレバレッジETFです。

Intel、AMD、クルアコムなどの半導体の製造、流通、販売を手掛ける企業30銘柄で構成されている株価指数です。

SOXLは過去10年で40倍以上上昇しています。

半導体は景気や社会経済の動向にかなり影響を受けやすいと言われているので値動きはかなり受けやすいので注意が必要です。

3倍レバレッジETFのメリット、デメリットってなに?

それでは3倍レバレッジのメリットデメリットを見ていきましょう

メリット

  • 短期で大きなリターンが見込める
  • 価格がそれほど高くない

それでは一つずつ見ていきましょう。

短期で大きなリターンが見込める

例えば直近一年間のVOO(S&P500に連動したETF)とSPXL(S&P500の3倍レバ)を比較してみると、

VOO→+49.29%

SPXL→194.04%

となっています。

投資先は同じなのにリターンがここまで違うのはとてつもない爆発力ですね。

しかし、下落した時の幅も上昇した時と同じなので注意が必要です。

価格がそれほど高くない

例えばS&P500の指数に連動したVOOなどを一株買おうとすると約50,000円程に対してS&P500の3倍の値動きをするSPXLは約14,000円程

小額で分散して投資がリアルタイムで出来るのもメリットと言えるでしょう。

小額投資であれば相場が多少崩れても大きな損失は逃れることができるので、自分のリスクの許容範囲内でポートフォリオに組み込むのも面白いかもしれませんね。

デメリット

  • 値動きがかなり激しめ
  • 長期投資には不向き
  • 経費率が高い、配当利回りが低い

それでは一つずつ見ていきましょう。

値動きがかなり激しめ

指数の3倍の値動きがあるのでかなり値動きが激しいです。

例えば中でもかなり値動きが激しいSOXLを見てみると、コロナショックの時では最大約80%程マイナスになっています。

100万円投資してたら一瞬で20万円程になってしまうという事です。かなりリスキーですよね。

逆もあり得ますが、良くも悪くも3倍のレバレッジの特徴をよく表していますね。

レバレッジが効いているということは上に大きく上昇すれば、下にも大きく下落するということなので、運用する場合かなり注意が必要です。

長期投資には不向き

3倍レバレッジは基本的に経費率も3倍近く高くなってしまうので、長期投資には向いていないです。

例えば100万円投資してた場合3倍レバレッジの経費率は約1%程ある為年間で約1万円も取られてしまうことになります。

短期で利益を得るという手法が主力と言えるでしょう。

経費率が高い、配当利回りが低い

先ほども説明した通り、3倍ブルのETFは経費率が高く、配当利回りが低いという特徴もあります。

しかし、株価が上がったときのキャピタルゲインのリターンを得る額が大きいのも3倍レバレッジの特徴と言えるでしょう。

配当金(インカムゲイン)狙いの人には全く不向きと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は3倍レバレッジETFのメリットデメリットについて説明してみました。

僕もSOXLを保有しているので、気を付けつつ大きなリターンを目指して運用していこうと思います。

僕の保有銘柄についてはこちら!

それではまた次の記事でお会いしましょう(^^)/

コメント

タイトルとURLをコピーしました